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自律神経失調症とは
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男の更年期には、自律神経失調症を伴う事もある。
自律神経失調症というと、何の事やらさっぱりわからないが、昔は「不定愁訴(ふていしゅうそ)」と呼ばれていた症状だ。
不定愁訴というのは、簡単に言うと、原因はよくわからないが、めまいや頭痛、低血圧や不眠など、いろんな症状が出る状態のことらしい。
変態性型、神経症型、心身症型、抑うつ型など、自律神経失調症にもいろんなタイプがある。
この中で多いのは、心身症のタイプや抑うつタイプで、日常生活のストレスが原因で、身体からいろんな症状が出る。
言ってみれば子供が何かにつけて腹痛を起こすとか、大人でも過敏性下痢などを起こすようなものだろう。
若い頃なら、そう言う事があっても、何かの拍子に解決する事もある。
ただ、年を取ると、こういう症状を甘く見ない方が良いようだ。
思った以上に老化というのが進んでいて、若い時みたいに軽く考えていると、重篤な病気が潜んでいて一気に最悪な状態まで進む事だってありうる。
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自律神経失調症の症状とは
自律神経失調症の症状をあげてみると、
- めまい、冷や汗が出る、体の一部が震える、
- 脈が速くなる、血圧が激しく上下する、
- 立ち眩みする、耳鳴りがする、
- 吐き気、頭痛、微熱、過呼吸、
- 情緒不安定、不安感やイライラ、抑うつ気分
もう体中、なんかおかしくなっていてグチャグチャって事だ。
こういった症状を、軽い症状からと放っておいてしまうと、思わぬ大きな病気のである場合、見逃してしまうこともある。
たとえば倦怠感や息切れ、動悸などの症状は、糖尿病や貧血かもしれない。
バセドウ病では発汗や精神不安、動悸といった症状が出るし、脳腫瘍があると、頭痛やめまいなどの症状、ふらつきや耳鳴りも起こる。
うつ病や神経症も、自律神経失調症とよく似た症状がでる。
自律神経失調症は、夜更かしがひどかったり、毎日の生活のリズムが乱れたりするとひどくなる傾向があるので、そう言う事をしていないのに起こる場合は、定期的に検査を受ける必要があるようだ。