体臭は、食べ物で変わる?
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加齢臭など体臭というのは、遺伝子によって決まっているものだ。
体臭は汗に関係している事が多いのだが、その汗の量や汗腺の数は遺伝子によって決まってしまっている。
なので急に加齢臭や体臭で悩む人が増えたという事は、元々素因となる遺伝子を持っていたのだが、生活習慣が変化したために、それが問題となり始めたという事だ。
その原因として考えられるのが、食生活の変化だ。
和食中心の食生活が、肉や乳製品をたくさん取る生活に変わったから、体臭が発生しやすくなったという説である。
食べるモノに動物性脂肪が増えたから、体臭がひどくなりやすい汗をかくようになったということだ。
この説が正しいかどうかは、まだもう一つハッキリしない。
なぜかというと、そう言う食生活に変わったのは、昭和35年(1960年)くらいからだし、和食中心の人も多いはずだし。
しかしどうも、食べ物が大きな要因だというのは、食生活を変えて臭いを抑える事に成功した人がいるので、一つの定説になっているようだ。
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加齢臭の原因の食生活とは?
加齢臭の臭い物質は「ノネナール」と言う物質だ。
昔の新築住宅は、ホルムアルデヒドの臭いがして問題になったが、ノネナールもヘキサデセン酸と言う物質がアルデヒドに変化して強い臭いになる。
このノネナールができる原因は「過酸化脂質(かさんかししつ)」だそうで、過酸化脂質を減らすには動物性脂肪の摂取を控えることだという。
動物性脂肪って、過酸化脂質だっけ?とか思ったりもするが、まあとにかく脂肪が原因だというのは間違いなさそうだ。
となると、食事でどうやって加齢臭を抑えればいいかというのは、見えてくる。
つまりまず、動物性食品を減らす。
動物性食品には、もれなく動物性脂肪が付いてくるので、まずこれを減らす。
次に、緑黄色野菜をたくさん食べる。
過酸化脂質というのは、体内に発生する酸素のフリーラジカル(活性酸素)が脂肪を酸化させてしまうわけだから、フリーラジカルの発生を抑えればよい。
そのためにはビタミンEやCなどの、抗酸化物質を含むモノを食べればいい。
最後に、酒やタバコ、香辛料などは、控えるべし、、、ということだ。
フリーラジカルを発生させる原因になるという。
となるとまあ、別に和食でなくても良いって事かな?和食が活性酸素を発生させにくい食事だというのも確かなんだろうけれど。